「怠惰」なんて存在しない

オススメ本
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こんにちは、momonoineneです。

今回は『「怠惰」なんて存在しない 終わりなき生産性競争から抜け出すための幸福論』という本の内容の感想です。

長いタイトルですが、おもしろかったので紹介させてください。

ちなみに「怠惰」とは、「なまけている・だらしない」という意味です。

自分は怠惰だと思っている方怠惰な人が気になる方にオススメです。

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がんばりすぎ(働き過ぎ)をやめて、人間らしく生きよう、という事です。

「怠け者」「頑張れない人」「怠惰」は悪だという風潮が世の中にありますよね。

ですが、それがいきすぎてしまって、休む事に罪悪感を覚えてしまったり、過剰な労働(オーバーワーク)して身体や精神を壊してしまったりする事があります。

そういうのをやめませんか、とこの本は世の中に語りかけているようです。

これは詳しく書かなくとも、みなさん知っていると思いますが、あえて書きますね。

健康を害し、認知機能も衰え、人生の情熱も失われてしまいます。

ひどい場合には、突然死・人間関係の崩壊・精神疾患の悪化なども起こります。

普通に暮らしていたら、どうしても働き過ぎてしまうと思います。

この本にはいくつかのアドバイスが書かれています。

例えば、「仕事は時間ではなく質を重視する」「午後8時以降の仕事のメールは見ない」などなど。

本には、もっと多くのアドバイスが詳しく書かれています。

全部実践するのは難しいですが、できる事だけでもはじめてみるのがよさそうです。

また、がんばれない人に対して、「努力が足りない」と思ってしまう事も珍しくないですよね。

いつもミスしてしまう人に対して、よくない感情を抱いてしまう事もありますよね。

ですが、個人的な事情(病気、介護、育児、貧困)により、怠惰に見えるだけなのかもしれません。

なかなか踏み込んだ事情は尋ねにくいものですし、本人が理由を話したがらなかったらなんで怠惰なのかはわからないままです。

なんらかの事情があると思って接するか、あまりに自分がイライラしてしまうようだったらそっと距離を取った方がいいとのことです。

これはがんばりすぎな人にこそ読んでほしい内容だと感じました。

ダイエットにしろ、努力しすぎると「一日一食で3キロジョギング」などなんだかエスカレートしてしまいますよね。

ほどほどのところでやめられたら良いんですが、がんばる人にはそれが難しいみたいです。

怠惰(あえてこの表現を使います)に見える人にも、何か理由があるのでは?と考えられるようになったのは大きいと思います。

この本が響かない人もいると思いますが、そういった方は上手く仕事量が適切になるように工夫をされている方だと思います。

なので、そういった方には必要のない本なのかもしれません。

もし、周りにがんばりすぎの方がいらっしゃったらこの本をすすめてみて下さいね。

Official髭男dism「50%」(映画『はたらく細胞』主題歌)

「怠惰なんて存在しない」を読まなくても、この曲は聴いてほしいです。

これ、読み方「フィフティーパーセント」なんですね、曲を聴くまで、「ごじゅっぱーせんと」だと思っていました。

すごく歌詞が良いので、いつもがんばりすぎてしまう方に聴いてもらいたいです。

では、「怠惰なんて存在しない」のまとめです。

  • 働き過ぎをやめて、人間らしく生きよう。
  • 働き過ぎないために、工夫しよう。
  • 怠惰な人を、悪いと決めつけるのはやめよう。

何事もバランスが大事、ってことなんですが、これがなかなか難しいんですよね。

がんばりすぎてしまう方には、しっかり休んでもらいたいですね、では。

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