こんにちは、momonoineneです。
今回は「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」(著者:ミニマリストしぶ)の内容と感想です。
この本はミニマリストであるしぶさんが、どのように物を減らしたのかということが書かれています。
家の中の不用品を捨てたい方、ミニマリストに興味がある方にオススメです。
私が読んでおもしろかった部分を中心に紹介していきます。
それでは、どうぞごらんください。
「手放す練習」の内容
↑電子書籍です、紙の本もあります。
この本の目的
タイトル通り、「物を手放す」事について書かれた本です。
本の中では、しぶさんがミニマリストになった理由、どうやって不要な物を手放していったか、普段どうやって過ごしているかなどが詳しく書かれています。
ミニマリストを目指す方はもちろん、家中物であふれているのをなんとかしたい方にピッタリな内容の本です。
物が多い=貧乏?
物が多いと、大抵貧乏だそうです。
物を買う→整理整頓に時間がかかる→お金が減った分たくさん働くので時間がない→部屋が散らかる
そして、ストレスを発散するのにまた物を買う……と負のループにおちいります。
逆に物を減らすと、物を減らす→時間が浮く→お金も時間も余裕ができる→部屋がきれいになる
といいことづくめだそうです。
ミニマリストの暮らしぶり
とにかくしぶさんのミニマリストぶりは徹底してます。
家具が少ないのはもちろん、服は10着、靴は3足のみ、カバンを持たない。
生活費は月6万円で、週3労働で生きていけるのだそうです。
ミニマリストとは物を減らすのが目的ではなく、その時のライフスタイルに合わせて増やしたり減らしたりするそうです。
どこまで減らすか
選択肢を三択まで絞ると選びやすいそうです。
必要なものは人によって違いますが、不要品を処分し、生活の無駄をなくし、余白を作ることが大事だそうです。
ミニマリストの効能
何が必要で、何が必要でないかは人によって違います。
物を減らす時、「取捨選択の訓練」をしている事になりますので、ミニマリストは仕事もできるようになるし、「美的センス」も磨かれるそうです。
フットワークも身軽になり、引っ越しもラクです。
オススメの片付け方
7日とか10日とか期限を決めて一気に片付けるのをオススメされています。
残したいものを厳選しどうでもいいものはゴミとして処分する、思い出のものや書類は写真に撮ってから捨てる、などとても参考になります。
買い物の仕方
どうしても欲しい物リストを作って、優先度が高いものから買っていくといいそうです。
もちろん、よくよく考えて「他で代用できない」などどうしても欲しいものに限りますが。
ミニマリストの本で、買い物指南があるのは珍しいのではないでしょうか。
一時的に物を減らせても、後でリバウンドする方に是非読んでいただきたい内容ですね。
手放す練習の感想
ミニマリストはすごいし憧れますが、実際に自分がなりたいわけではないです。
例えていうなら、アイドルには憧れるけどアイドルになりたいわけではない感じといいましょうか。
逆にいろんな物を収集しているマキシマリストの方もいいなと思うし、人それぞれでおもしろいです。
それにしても、しぶさんがここまで所持品を減らせるのはすごいし、服が10着で足りるのにもびっくりです。
家具が少ないのは、地震対策としてもいいですよね。
何もしない時間と、空間に余白を作る、それと生活の無駄をなくすのがミニマリストの極意だと感じました。
また、買い物の仕方についても参考になりました。
増やしたり減らしたり、ミニマリストは私が想像していたよりももっと柔軟に暮らしているようです。
そして本の終わりまで読むと、技術とか方法論だけではない、ミニマリストの精神的な内容が書かれていて、感動しました。
家は普通に片付いているけれども、もう少し不用品を捨てようかな….と思わされる本でした。
まとめ
では、「手放す練習」まとめです。
- 「取捨選択」の訓練をする。
- 不用品を手放し、余白を作る。
- その時のライフスタイルに合わせて物を増減する。
いかがだったでしょうか、ミニマリスト=「取捨選択能力を磨く訓練技術」という感じの本でしたね。
この本を読むと家の中の不用品を捨てたくなるので、片付けに行き詰まった時に読みたい本ですね。
物を減らす考え方はとても参考になるので、片付けが苦手な方にこそ読んでもらいたい本です。
興味がわいた方はぜひ本書を手に取ってみてくださいね、では。
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