Third Thinking 最先端の脳科学・心理学研究が証明した最強の思考法(著者:影山徹哉)

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こんにちは、momonoineneです。

今回は、「Third Thinking 最先端の脳科学・心理学研究が証明した最強の思考法」の内容と感想についてです。

「サードシンキング、とは第3の思考法」という意味だそうです。

これは創造性とアイデアに優れ、後悔のない意思決定ができる思考法だそうです。

創造性とアイデアが必要な方、決めた事に後悔しがちな方にオススメです。

それでは、どうぞ。

↑紙の本ですが、電子書籍もあります。

この本は、最先端の脳科学・心理学研究が証明した最強の思考法「Third Thinking」について理解することが目的です。

一般書として初めて公開と表紙に書かれているので、今までは学術書でしか取り扱っていなかったと思われます。

第一の思考は「直感」、すぐに答えを出す、いわゆる速い思考法ですね。

第二の思考は「論理」、じっくり考えて答えを出す、いわゆる遅い思考法

そして、第3の思考が無意識思考「Third Thinking」になります。

無意識思考とは、どういうものかと言いますと、「情報収集・検討してから考えるのをやめて、別のことをしている時にふと思いつく思考」の事です。

どうやら自分で意識しない間に、自分の脳が勝手に問題を考えているようなのです。

ちなみに、無意識思考の研究はまだ歴史が浅く、今現在(2024/11/14)アメリカの大学と著者の影山さんの大学でしか無意識思考の脳科学研究は行われていないそうです。

何がなんでも「無意識思考」で決めれば良いというものではなく、時と場合によって第一の思考・第二の思考・そして第3の思考を使い分けるのが良いそうです。

外食でメニューを頼む時など、すぐに決断を迫られる場面では「第一の思考直感」を使うべきですし、深く考えないといけない場面では第二の思考論理を使うのがよいとされています。

第3の思考は大事な決断や、斬新なアイデア、などに向いていますが、残念ながら計算問題は解けないようです。

まず、目的を明確にして、情報を十分仕入れてから、それから他の事をします

「他の事」は、あまり難しくない自分にとって楽しい・気持ちがいい事の方がいいそうです。

目的を明確にするとは、「この商品の中から購入するものを選ぼう」などの自分の目的をはっきりさせる事です。

また、目的によっては簡単なものだと数時間、難しいものだと数年かかったりするそうです。

かなりおもしろい本でした。

現代は複雑で、変化の激しい時代ですので、漠然とした不安を感じますが、第3の思考法がかなり役に立つのではないかと期待しています。

確かに、家事をしている時などに、ふと「今度の家電はあれを買ってみようかな」と思う事があったのですがそれが第3の思考だったんですね。

何かに行き詰まったら気分転換にカフェに行ったり、遊びに行ったり、好きな家事するのが良さそうです。

それにしても、脳って意識していなくても、実は考えているっていうのがすごいですよね。

新しい分野の研究との事なので、今後の研究の発展が待ちどおしいですね。

それでは、「Third Thinking 最強の思考法」のまとめです。

  • 第一思考「直感」第二思考「じっくり考える」第三思考「無意識思考」がある
  • それぞれの特性を活かして、思考しよう
  • 目的を決めて、情報収集してから、他の事をしよう

この無意識思考を自由に使えるようになりたい方は、ぜひ本書を読んでみてくださいね。

様々な事例や、どうやったらより効率的に無意識思考できるか理解できるようになりますよ。

よかったら参考にしてみて下さいね、では。

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