言ってはいけないシリーズ(三冊)

オススメ本
この記事は約4分で読めます。

こんにちは、momonoineneです。

今回はオススメ本なんですが、まとめて三冊紹介します。

橘玲(たちばな あきら)さんの「言ってはいけない」シリーズです。

2016年に出版された大人気シリーズ(累計60万部)なんですが、かなりセンシティブな内容を含むので好き嫌いがはっきり分かれる本です。

内容が過激なので、あまり内容に触れないようにして、感想をメインに書いていきますね。

本当に「言ってはいけない」事にふれられているので、多少不愉快な内容もありますがオススメのシリーズです。

よかったら、どうぞごらん下さい。

著者がまえがきの中で、「これは不愉快な本」とおっしゃっています。

世の中には、言ってはいけないけどなんとなく気がついている世の中の闇の部分がありますよね。

そういう事例がいくつも書かれています。

巻末には参考文献もありますので、全くの根拠がないデタラメな話ではないのも恐ろしいところです。

精神的に弱っている時に読まない方がいいですね。

主に、「遺伝」「美貌格差」「子育て」について語られています。

子供を持つ親としては、3章の「子育てや教育は子どもの成長に関係ない」という衝撃的な内容が心に残りました。

この3章、私にとっては気持ちが楽になる部分(「子供はなぜ親のいうことをきかないのか」のところ)もありました。

この部分だけは、子どもが言う事をきかなくてイライラしている方にオススメです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

もっと言ってはいけない (新潮新書) [ 橘 玲 ]
価格:924円(税込、送料無料) (2024/5/25時点)


この本では、「知能」「人種と大陸系統」「自己家畜化」「置かれた場所で咲く不幸」について語られています。

「人種と大陸系統」が、人間のルーツをたどる話だったんですが、何万年も前からの壮大な話でした。

人間を生物の一種のように分析する話が多い上に、興味深い話ばかりで生物学が好きな方は楽しく読めそうです。

「置かれた場所で咲く不幸」は日本人の気質や、なぜ日本人が世界で活躍できたのか?という話もあり読み応えのある内容でした。

この本では、「正義」「バカと無知」「自尊心」「差別と偏見」「偽物の記憶」について書かれています。

どれもあまり語りたくない内容ですよね。

ですが私としては、頭がよくなくても薬や機械でなんとかなる未来があるかも?というところは希望が持てると思いました。

私は運動についての能力が低いので、そう言うところが薬で克服できたらいいな〜、と期待しちゃいますね。

残酷な内容が多いですが、私が子どもの頃に流行った「トラウマ治療(過去の記憶を思い出す)」のその後がわかってビックリしました。

あんなに有名だった治療ですが、海外で冤罪を生み出して大問題になっていたそうです。

この治療によって、記憶を捏造(被害者が無意識のうちに)してしまうらしく、そのせいで家庭崩壊が起こったりしていたとの事。

あんなにもてはやされた治療法だったのに、テレビで全く取り上げなくなったと思っていたら、こういう事情があったんですね。

では、「言ってはいけない」シリーズのまとめです。

  • 言ってはいけないー残酷すぎる真実ー」2016年
  • 「もっと言ってはいけない」2019年
  • 「バカと無知ー人間、この不都合な生きものー」2022年

番号は、発売順になってます。

どの本から読んでも大丈夫ですが、①②③の順番に読むのがいいかなと思います。

気になるカテゴリーだけ読むのもいいですね。

ちょっと無理そう…….と思う方は読まない方がいいかもですが、私は読んでよかったです。

たまにはこういう刺激的な本もいいかな、と思います。では。

コメント

タイトルとURLをコピーしました