こんにちは、momonoineneです。
今回は、働き方を楽にしたい方におすすめの本を紹介します。
働いて給料は上がったのに、貯金ができない
たくさん働いてるのに、生活が苦しい
そんな方にオススメの本があります。
働き方の損益分岐点(著:木暮太一)
それがこの本です。著者は木暮太一さん。この本には帯に、
金持ち父さんと、マルクスが警告!「ラットレースでなく自分資産を貯めよ」
と書かれています。ベストセラー「僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?」の文庫版だそうです。
内容
収入が増えてもなぜ生活に余裕がないか、その理由が説明されています。
他の本などでは、その原因は「消費社会なので、企業があなたにお金を使わせようとしている。普通に暮らしていてはお金が足りないのは当たり前」と説明されている事が多いです。
しかし、この本では、
「収入ー生活コスト=余裕」
のような説明がされていました。収入が上がっても、その分生活コストがかかると結局今までと変わらないので、貯蓄できないということのようです。(本には理由が詳しく書かれていますので、気になった方はぜひ読んでみて下さい)
そんな風に書かれた本は今までに読んだ事がなかったので、とてもおどろきました。
そして、生活に余裕を生み出す方法も2つ紹介されていました。
生活コストを下げるという事。
10年くらいかけて、賞味期限の長い、一朝一夕には身につかない、仕事の役に立つ専門知識を身につける。そして、毎日使う労力は少しで成果が出るような働き方をする事。
この辺は本に具体的な例が書かれていますが、人によってはもっと具体的なアドバイスが欲しくなるかもしれません。働き方は個人差があるので、自分が身につける専門知識は自分で考えるしかなさそうです。
感想
この本の見どころは、どうして働いて収入が上がっても生活に余裕が生まれないのか、の説明だと思います。働いて収入が上がれば、その分ストレスが増えて、それを解消するのに今までよりお金がかかるという事でした。
今までそんな風に考えた事はなかったのですが、確かにそうかもしれませんね。
あまりお金がかからないストレス解消法なら、余裕が生まれるという事なんでしょうね。
そして、自分の専門分野を伸ばす方法について、これは10年ぐらいかけて取り組む必要があるので人によっては難しいと思いました。
私が、10年かけて何か身に付けるとすれば何がいいか考えてみました。今から10年かけて難しい資格を取るとか、文章力を必死に高めて何か小説を書くとか、曲を作ってみるとか?うーんどれもピンと来ませんね〜まあ、とりあえず何か初めてみようと思います。今1番やりたいのは、パソコンを使いこなせるようになるですが、賞味期限は短そうなので、またじっくり考えてみます。
節約が趣味で、日々自分の専門スキルを磨いていくのがいいかと思います。
けれど、それってけっこう難しいよね、と思いました。努力家の方にオススメしたい本でした。
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