「仕事も人間関係もうまくいく放っておく力」を読んだ感想

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こんにちは、momonoineneです。

今回は「仕事も人間関係もうまくいく放っておく力」(枡野俊明:著)の内容と感想です。

人間関係やSNSで心をすり減らしている方心配性で不安を感じることが多い方、にオススメの本となっています。

よかったらどうぞごらん下さい。

「取り組まなければならないもの」と「放っておいてもいいもの」を見極めて、「放っておいていいこと」を放っておくと、心身がすっきりして、今大事なことに集中できるそうです。

断捨離やミニマリストに通じるものがありますね。放っておいていい事はたくさんありそうです。

ただ、「これは放っておいてはいけないもの」とそうでないものの区別が重要なので、そこは間違えないようにしたいところです。

著者の桝野俊明さんは、禅寺の住職であり、日本庭園のデザイナーだそうです。禅の思想をベースに、本書では「放っておく力」についてわかりやすく解説してくださっています。

人間関係やSNSは、なかなか難しいですよね。価値観・世代間の違いや、LINEで言いたいことがうまく伝わらなかったり……全部わかってもらうのは難しいです。

人間関係はもっとドライに、4割か3割でも分かってくれる友人が何人かいれば十分です。

子供に対しても、見守る事が大事とありました。私は普段、子供に余計な事を言ってしまいがちなので、気をつけようと思いました。

他にも、相手の「顔色」をうかがわない、と言うのもありました。確かに怒りっぽい人や不機嫌な人の顔色をうかがってしまいそうになります。しかし、何に怒っているのかはその人に聞かないとわからないですし、いつも顔が怒っているように見える人かも知れませんよね。

「未来への不安」など、いくら考えてもわからない事を考えてしまうと不安になります。いくら考えてもわからない不安感こそ放っておきましょう

ここで言う「未来の不安」は例えば、「私の老後年金制度が破綻しないだろうか?」とか自分で考えても分からないしどうしようもない事です。その時になってみないと分かりません。自分でできる対策(例えば老後に備えて貯金しようとかiDeCoしてみようとか)をしたらあとは「放っておく」のがいいです。

「嫌な出来事」を笑い話化すると、嫌な思いを引きずらないと言うのもありました。嫌な事はちょっと数日置いて、自分の中で熟成させるのがコツだそうです。

「情報」をやたらに収集すると不安になったり疲れてしまいます。たまには情報を断つ(シャットダウン)時間を作りましょう。

私は、朝ニュースを見ないようにしています。本を読んだり音楽を聴いて、心穏やかに過ごすことを心がけています。ニュース見なくて仕事などに影響しない?と思われるかも知れませんが、気になることはgoogleなどで検索したり、人に聞いたりするので問題ないです。

それから、人の言った言葉を、時には軽く流す事も必要だそうです。相手が「深く考えず、思った事を口にだしただけ」だったりするので、あまり考え過ぎない方が良いです。SNSもそんな心構えでいると楽かもしれませんね。

不安を妄想しない、楽観的に考えよう

人間、どうしても悲観的に物事を考えてしまいがちになります。ですので、前向きに、楽観的に考えるようにした方が物事は上手くいきます。

今を生きる、と言うのもありました。禅の言葉で、

「即今(そっこん)、当所(当初)、自己(じこ)」、「今この場でやるべき事をしなさい」という意味だそうです。

今のこの瞬間を精一杯生きると言う事ですね。

人生には幸も不幸もなく何が起きてもあるがままに受け入れれば心穏やかに過ごせる。という言葉もありました。

善悪を考えるのをやめて、二元論で分別しない。

ついつい、敵か味方か、善か悪か、など二元論で考えがちです。が、禅には白黒つけるという発想がないそうです。起こった事にはいいも悪いもなく、自分の行動次第でいい経験になる、だそうです。

言われてみたらそうかも……私は食べ物を「好き・普通」で分類していますね。二元論で分類しちゃってました。人に対してだと3種類になりますね、「好き・普通・苦手」ですね。これが「好き・嫌い」だったら人間関係が大変な事になりそうですもんね。考えただけで怖いです。これからは分類しないように気をつけていきたいです。

では、「放っておく力」のまとめです。

  • 「放っていい事」は放っておくと人生が良くなる
  • 人間関係はもっとドライに。
  • 不安と不要な情報を「手放す」
  • 無理に白黒つけない

本の感想では、私が読んで、「特にいいと思った内容」を紹介しています。この本のどの内容がいいかは、人によって違うと思うので、気になった方はぜひ読んでみて下さい。特にこの本は不安だったり、人間関係で悩んでいる人方、にオススメです。

少しでも参考になればうれしいです、では。

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