こんにちは。momonoineneです。
あなたは失敗を気にするタイプですか?
私はめちゃくちゃ気になるタイプでした、この本を読むまでは……
失敗するのが嫌、ちょっとの失敗もしたくない方にオススメしたい本があります。
失敗の科学(マシュー・サイド著)
それがこの本です↑
私はこの本を読んでから、失敗があまり怖くなくなりました。
ちなみに私が買ったのはKindleです。
あんまり期待せずに購入しましたが、2023年に読んで良かった本1位(個人的には)だと思います。
良かった点、よくなかった点
まず、この本の良かった点です。
- 失敗があまり怖くなくなる
- 失敗が起こる理由がわかる
- 失敗が起こったらどうすればいいかわかる
次によくなかった点です。
- 悲しい事例が多いので気分が落ち込む
- 今まで失敗を恐れていた事がもったいないと感じる
よくなかった点は、気分が落ち込んでる時に読まない方がいいかも、と思ったので書いてみました。
良かった点
失敗があまり怖くなくなる
この本では、人の失敗例がたくさん出てきます。
まあ誰でもミスはあるよね、という事です。今までミスした事ない人なんて誰もいませんよね。
著者のマシュー・サイド氏は
失敗は成功するために必要な事
と、本の中で繰り返し伝えておられます。
失敗が起こる理由がわかる
私たち(世間もですが)は、失敗を起こした人物を責めてしまいがちです。
ですがそうではないこともあります。いくつかの偶然が重なって起こった不幸な事故もあります。
(この本では航空機事故の事例がたくさん書かれています。)
他にも人の思い込みが原因だった例もありましたし、成功したプログラムだと思ったものが逆効果だった例もありました。
このへんはおもしろくて一気読みしちゃいました。
実録再現ドラマのテレビ番組が好きな方にもオススメです。
失敗が起こった時の対処法
この本では航空業界がどうやって過去の失敗から学んできたのか、という事が書いてあります。
航空業界では、パイロットはオープンな姿勢で自分のミスと向き合うそうです。失敗は、貴重な学習のチャンスだ、航空業界では認識されているとか。そして、失敗する特定のパターンを分析して、システムを改善していました。
航空業界にかぎらず、問題は個人ではなく、システムだという事が多いかもしれませんね。
人を責めずに、なぜそうなったか、どうすれば良いのか考えるのは大切ですね。
よくなかった点
悲しい事例が多いので気分が落ち込む
この本は、ある医療事故の話からはじまります。
それが悲しすぎて、個人的に読み進めるのに強い精神力が必要かな、と思いました。
でもここを読みとばしちゃうのはもったいないです。
それから、失敗の例でも冤罪だったり航空機事故、医療事故などの例が多いです。気分が落ち込んでいる時には読まない方がいいと思います。
今まで失敗を恐れていた事がもったいないと感じる
この本を読んだ後、ほとんどの人がこう感じると思います。
私も、もっと色々チャレンジすればよかったと感じました。なぜか失敗してはいけないと思い込んでいたんですよね。失敗したらカッコ悪いと思ってましたし。
まとめ
最後にまとめです。
以上です。
ちなみに、この本では元サッカー選手のベッカムのエピソードもありました。
小さな頃はごく普通のサッカー少年で、何年もかけて毎日失敗を繰り返しながら練習して上達していったそうです。人の何倍も練習したので、おそらく失敗も何倍もしたはずですが、あきらめずに粘り強く練習したそうです。
これを読んで、もしかしたら世の中には失敗が怖くて才能を眠らせたままの人がいるのかもしれないなと思いました。
それはもしかしたらあなたかもしれないですよ?
この本が気になったらぜひ読んでみてくださいね。
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