こんにちは、momonoineneです。
今回は「自分を鍛える!」(著者:ジョン・トッド)と言う本の内容と感想についてです。
訳者は渡部昇一さんです。
この本は英語で書かれていまして、本の終わりにある訳者解説がとてもわかりやすかったので、本編を読む前に読んだらわかりやすいと思います。
この本はいわゆる勉強の仕方や、より良い生き方指南本に分類される本です。
勉強が好きな方、より良い人生を送りたい方、にオススメの本です。
それでは、どうぞごらんください。
自分を鍛える!(著者:ジョン・トッド)の内容
↑紙の書籍ですが、電子版もあります。
全157ページですので、読みやすいです。
この本の目的
勉強の仕方、より良い生き方、生活の注意点などをまとめた人生の指南本です。
プロローグでは、「努力が必要」という事が強調されています。
他にも「頭は使えば使うほど活発に動く」「自分の実力を知る」なども書かれていて、人生はずっと学び続けなければならないようです。
とにかく必要なのは、この本のタイトル「自分を鍛える!」ということみたいですね。
いい習慣を作る
できるだけ若いうちに、悪い習慣を少しでも減らして、いい習慣を身につける事が大切だそうです。
いい習慣とは、「前もって計画を立てておく」「毎日少しづつでもいいので、コツコツと努力を積み上げる」「時間厳守」「早寝・早起き」などです。
悪い習慣とは、「怠け者になる」「先延ばしにしたり、計画を投げ出す」「寝坊」「遅刻」などです。
どれも当たり前のことだけど、大事な事ですね。
仕事によっては早寝早起き出来ない業種もありますし、全部守るのは難しい場合もありますが、なるべくいい習慣に近づけるように努力していきたいですね。
勉強の方法
ここではいくつかの勉強のコツが紹介されています。
それは、「勉強はできるだけ午前中にやる」「毎日15分でもいいので復習する」「勉強の科目を変えると新鮮な気持ちで学習できる」「短期集中」などです。
特に、「本の読み方」については、量より質で、繰り返し読むことを薦めています。
読んだ後、内容について考えたり、人に語る事も大事だそうです。
持ち時間を生かすには
「今やるべき事を先延ばしにしない」「時間を活かすために工夫する」、「つまらないことに時間をかけない事」が大事だそうです。
時間は若い人ほど無駄づかいしがちだそうですが、無駄にみえて後から役立つ事もあるので、難しいところですね。
人付き合いと話し方
人との話で多くの情報を得て、自分も相手の望む情報をあげる事が好ましいそうです。
会話を充実させるために、自分も努力しなければならないし、悪口を言わない事が大事です。
「人と話をする時は、明るくほがらかに」というのがよかったので、これはぜひ取り入れたいです。
健康・生活法
本では「運動」することをすすめられていますが、特に散歩などの「歩くこと」がいいそうです。
他には、「服装は清潔にして健康に気をつける」「歯磨きを毎日する」「しっかり睡眠をとる」などがありました。
「自分を鍛える!」(著者:ジョン・トッド)の感想
とても為になる本でした。
著者のジョン・トッドは1800年のアメリカ生まれで、200年くらい前の人だと知ってとても驚きました。
内容は古い時代っぽかったんですが、せいぜい70〜80年前?と思っていたので……
十分現代に通用する内容なのがすごいですね。
いい習慣を身につける、とか勉強の仕方はとても役に立ちます。
個人的に好きなのが、「いつも頭を使っていれば、とりとめのない妄想が入り込む余地がない」というところです。
確かに、ヒマだったらすごいどうでもいい事をずっと考えてしまうので、そうしない為にも行動や運動することにしました。
ヒマなら、とりあえず本を読んだりブログを読んだりストレッチすることで、「妄想(将来の不安とか)」延々と考える事もなくなりそうです。
健康についても書かれていますが、歩くことの他にも乗馬がすすめられていまして、時代を感じました。
著者がとても生活に気をつけていた事、自分に厳しく努力をしていた事が伝わってきて、読んでよかったと感じた一冊でした。
まとめ
では、「自分を鍛える!」の内容まとめです。
- いい習慣を身につける。
- 毎日少しづつでも勉強したり本を読み続ける。
- 人付き合い、健康や生活に気を付ける。
まとめが常識的な事ばかりになってしまいましたが、この本に興味を持ってもらえたらうれしいです。
興味がある方はぜひ読んでみて下さいね、では。
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